OBJ形式での取り込み(3Dのみ)

コマンド

パス

OBJ(3D)取り込み

ファイル>取り込む

OBJは、点群情報および3Dシーンのモデルでよく使用する3D形式です。OBJファイルには、オプションでマテリアルファイル(.mtl)およびテクスチャファイル(.tga、.targa、.dds、.jpg、.pngなど)を添付できます。OBJファイルと共に取り込まれた形状は、マテリアルファイルからは独立しています。参照テクスチャファイルに必要なコードがインストールされていない場合は、マテリアルファイルを取り込めないことがあります。正しく取り込むには、OBJファイルに少なくとも1つの閉じた面が含まれている必要があります。3D形状はメッシュ図形として取り込みます。

Vectorworks Cloud Servicesを使用している場合は、リアリティキャプチャ取り込みコマンドにより、クラウドストレージから直接ファイルをすばやく簡単に取り込むことができます。

OBJファイルを取り込むには:

コマンドを選択してから、取り込むファイルを選択します。

OBJの取り込みダイアログボックスが開きます。

クリックすると、パラメータの表示/非表示を切り替えられます。クリックすると、パラメータの表示/非表示を切り替えられます。

パラメータ

説明

レイヤ名

既存のレイヤを選択するか、新規デザインレイヤを選択して、取り込んだオブジェクトの新しいレイヤを作成します。

クラス名

既存のクラスを選択するか、新規クラスを選択して、取り込んだオブジェクトの新しいクラスを作成します。

マテリアルを取り込む

マテリアルファイルや参照テクスチャファイルが取り込まれます。形状ファイル(.obj)を含むフォルダ内にマテリアルファイル(.mtl)が存在しない場合、これらのオプションはグレイ表示されます。

透明属性とイメージをテクスチャとして取り込む

マテリアルファイルのデータから取り込んだテクスチャ情報を、透明属性とイメージデータも含めてRenderworksテクスチャに変換します。

すべてのマテリアルのテクスチャを作成する

取り込んだすべてのマテリアルデータを、プレーンの面も含めてRenderworksテクスチャに変換します。

メッシュ取り込みオプション

 

メッシュのスムージング

取り込んだメッシュ図形にメッシュのスムージングを適用する方法を選択します。

カスタム折り目角度を選択して、取り込んだ図形の折り目角度を定義します。

ファイルの設定を使用を選択して、ファイル設定で定義した折り目角度を使用します。詳細は環境設定:画面ペインを参照してください。

折り目角度

カスタム折り目角度を選択している場合は、シェイドレンダリングモードまたはRenderworksレンダリングモードを使用して、すべてのメッシュ図形を滑らかにするのに必要な角度を入力します。面をより滑らかにするには、入力する折り目角度の値を大きくします(範囲は0~180)。

シンボルとして取り込む

リソースマネージャで、ファイルのコンテンツをシンボル定義として取り込みます。リソースマネージャおよび次を参照してください: 概念:Vectorworksシンボル

モデル空間の単位

OBJファイルは単位情報を保持しないため、取り込んだOBJファイルで使用する単位を選択します。この選択は、取り込んだメッシュのサイズに影響します。

OBJのジオメトリと要素が指定どおりに取り込まれます。メッシュ図形が作成され、自動的に選択されます。

3D情報をレーザースキャナから取り込んだ場合、取り込んだ後の図形の向きは、座標系の違いのために元の向きと異なる場合があります。

メッシュ図形を編集する

リアリティキャプチャの取り込み